梅炭の煙は梅干の香り?
2008年 03月 28日
たけうちです。
今日は果樹園の選定枝の炭を焼きました。 使用した窯は神野さん所有の「炭焼き達人」、株式会社テサキ製作所製。他の用事で製作者の手崎さんが来られることになっていたので、その日にあわせて使いました。 最初の煙は炭材からの水分がほとんどで、炭材の成分はまだ出てこないので煙は回収しません。 ------------------ テサキ製作所の手崎夫婦が東大阪から来られました。 神野さんは農業の土壌改良用に炭を生産し、二酸化炭素を大地に固定することを目指しておられるので、そのために粉砕機が必要なのです。 ------------------ 手崎婦人曰く、煙のにおいが梅干のにおいだそうです。ちょっとわからなかった…。 集めた梅の木酢液=梅酢液は、たしかに普通の木酢液と色もにおいも異なり、なんだかちょっとおもしろそうなものが取れました。 これは柿酢液や李酢液も楽しみです。 梅酢液はこの後ろ過して、半年ほど静置してタールを分離します。欲しい方は半年お待ちください。 この後、煙突と口を閉じて空気が中に入らないようにします。空気が入ると炭にならずに灰になってしまいます。 窯出しは後日、炭が冷えてから。
by m-easy
| 2008-03-28 20:48
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